男の人の基礎化粧品、正しい使い方ってあるの?
化粧水とか乳液とか美容液とかいろいろ迷われる方が多いです
日々、美容の仕事をしていても
基本的な基礎化粧品ってたくさんあって
何がよくて何が悪いのかわからないし
実際に使っている基礎化粧が自分にとっていいのか悪いのかわかりません
そんな質問を多くいただきます
今回はそんな基礎化粧品についての情報と
使い方について丁寧に伝えていきます
【 kesunkeの経歴 】
・美容師歴18年・ヘアメイク歴10年・美容アドバイザー歴10年
パラレルキャリアでブログ作成やコミュニテーの運営また企業研修で
も講師として7年ほど男性女性問わず ビューティーになるためのきっ
かけを提供中。見た目の影響力をつくつための方法を教えている。
またコーチングを利用したセールスが強み。
基礎化粧品の重要性と肌への効果
「基礎化粧」といわれているものはどんなものかというと化粧水や乳液のことになります
使用している人と使用していない人では
肌の質がかなり異なった質感になってしまいます
なんで重要なのかというと
体の成分の60%〜70%は水分で構成されています
肌だけの問題ではないですが満たされている細胞は影響を他者に与えることができます
いい状態の肌はそれだけ水分量が整っています
もちろん体にとっても水分が不足している状態になると
異常な状態になってしまい
いい健康状態とは異なった体になってしまいます
体でも顔でも言えることになりますが
水分が足りていない肌の状態は
乾燥している状態になってしまいます
乾燥している状態の肌は皮膚表面がめくれたり
傷がつきやすい状態になるので
炎症を起こしやすい状態になります
また乾燥してしまった皮膚は空気中の汚れや
細菌、ウィルスなどが引っかかりやすい状態になります
顔でも顔以外の部分でも皮膚炎を起こしやすい状態になってしまったり
なんらかのウィルスの影響を受けてしまいやすい状態になります
水分という保護膜がなくなってしまった皮膚表面は
外的要因から身を守れない状態になります
極端にいってしまうと乾燥してしまっている肌は
「顔湿疹」「かぶれ」「乾燥性皮膚炎」「帯状疱疹」
「ニキビ」「脂漏性皮膚炎」「アトピー性皮膚炎」
「細菌感染症」などの病気にも繋がってしまうこともあります
顔面に限った話ではないですが
ひどく乾燥した皮膚は病気の原因にもなってしまうことがあります
逆にいってしまうと
乾燥を防ぐだけで肌の異常な状態を回避できるということになります
皮膚炎を患ったことのある方はわかると思いますが
悪い状態の肌はかゆみや痛みを伴ってしまいます
また皮膚科の治療は長期にわたることもあります
治療といっても乾燥を防ぐための塗り薬が治療の中心になっていくことが多いです
また顔面にステロイド剤などを使用すると
一時的にはよくなりますが
根本的な治療にならないこともあります
このような状態になることはあまりありませんが
悪い状態を避けるためにも基礎化粧品は必要になります
また悪い状態を避けるために使うのではなく
より良い肌の状態を作るためにも
基礎化粧品は重要な役割を持っています
基礎化粧品とはなんなのか
健康でキレイな肌を維持するために欠かせない基礎化粧品
そもそも基礎化粧品とは肌を健康に保つことを
目的として使用する化粧品のことを指します
洗顔やクレンジング、化粧水、乳液、クリームなどが基礎化粧品になります
つまり基礎化粧品はスキンケア化粧品だといえます
ただこの「基礎化粧品」という言葉は
どんな肌でも効果があるということではなく
大前提として「あなたの肌に合うもの」を選択する必要があります
あなたの肌質がどういった肌質なのか
刺激に敏感なのか
現在の状態がどういった状態なのかを
踏まえた上で基礎化粧品を選択する必要があります
また「解消したい肌の悩みは何か」ということも考える必要があります
- 乾燥した状態が気になる
- シミやそばかす、くすみが気になる
- ニキビが気になる
- エイジングサインが気になる
- しわ、たるみが気になる
- シェービング後の肌荒れが気になる
「基礎化粧品はシリーズでそろえたほうがいいのか?」
基本的にはシリーズでそろえて使用した方が効果は高いと考えられています
ただ、使用感や形状など好みもあるので
使って心地よい・肌への負担が少ないものを選んでいくことが大切です
年齢によって肌の質が変わります
男性のスキンケアをする上で最も重要なことは
あなた自身の肌質に化粧品がマッチしているのかということが大切です
年齢によって肌の悩みは変わっていきます
10代20代であればニキビなどの炎症
30代40代であればシェービングでの炎症、くすみ、乾燥
50代60代であれば乾燥、くすみに加えてシミ、シワなどがあげられます
30代以降の肌は水分量が低下してしまいます
20代の頃は皮脂が多くて悩んでいた方でも
年齢とともに段々と乾燥肌へ傾きます
乾燥が気になっていない方でも保湿力の高いものを選ぶのがおすすめです
基礎化粧品の重要性でもお伝えした通り
肌の機能というのは外的刺激から体内を守るバリア機能があります
他にも
●体温を一定に保つ機能
●皮脂や汗を出して老廃物を排出する機能
●触れたり、圧力、痛み、温かい、冷たいなどの感覚を伝える機能
皮膚は上から表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています
表皮は外気や紫外線などさまざまな外的刺激にさらされてしまいます
そして一般的な日常のケアでは(化粧水、乳液、美容液)
表皮にある「角質層」と呼ばれる表面に作用するものになります
「角質層」は約10〜20の層の角質細胞が重なり
その間は角質細胞感脂質で満たされています
厚さは0.02ミリほどです
その働きは重要で細菌の侵入や水分の蒸発を防ぐとともに
角質層内部の保湿成分が失われるのを防ぎ
みずみずしさを保っています
正常な角質層は必要な水分を保ち
外的刺激から肌を守ってくれていますが
乾燥した状態では表面が荒れてなめらかさがない状態です
カサつきや皮膚トラブルを起こしやすくなり
ターンオーバーの乱れ、肌のバリア機能の低下の要因になります
健康な肌を維持していくためには日常的な保湿ケアが欠かせません
基礎化粧品は乾燥しないためのもので
肌のバリア機能を保つためのものになります
紫外線や体調、気候、ホコリから肌を守ために
保湿をおこない肌のバリア機能を保つ必要があります
これはあなたの健康維持のためにも必要なことです
また健康的に見える肌であるか
それとも不健康的に見えてしまう肌なのかで
見た目的な影響力がかなり変わっていきます
営業マンの仕事をしていても
不健康に見えてしまう肌であれば
どんなにいい商品の説明をしても
相手に売り手のあなたの見た目で商品の魅力が伝わらないことがあります
商品や伝える言葉が重要なのではなく
あなたの立ち振る舞いや、単純な見た目が
悪いと商品の印象が悪くなってしまうことがあるということです
基礎化粧品の役割は以下の通りです
1、肌を清潔にする
洗顔やクレンジングのことになります
実は洗顔やクレンジングも基礎化粧品の一部に含まれます
肌を清潔にするために洗顔をあなたも使用されているのではないかと思います
ただ汚れを取ればいいのね!!という形で石油系の界面活性剤が入っている
洗顔料を使用していると皮脂などの脂は落としてくれます
ここで問題なのは肌に必要な皮脂も一緒に洗い流してしまうことにあります
多くの方が誤解をされていますが
皮脂を全て取ればいいのかというとそんなことはありません
不要な皮脂は長時間顔の表面にあると
空気や紫外線などで酸化してしまい
肌に悪影響を及ぼすよくないものになってしまいますが
基本的に皮脂は常に私たちの体から排出されています
洗浄成分の強い洗顔料で洗顔すると皮脂を取りすぎると
結果、皮膚表面に皮脂が枯渇している状態になります
皮脂のない皮膚になると脳が皮脂ないので皮脂を分泌してくださいという指令を出します
結果皮脂がたくさん出てきます
じゃあ洗顔はいらないのかというと
そういったことでもありません
肌のいい状態がどんな状態なのかというと
酸化してしまった皮脂は不要ですが
必要な皮脂もあるので
皮脂を取りすぎてない状態がいい状態だといえます
ニキビのケアでもいえることですが
皮脂を洗浄しすぎてしまうと
たくさん皮脂を分泌してしまうので
瞬間的には皮脂がなくなるのですが
中長期的な視点で見た時には皮脂を多く出してしまう
肌が過剰が皮脂でまた覆われるので
皮脂が過剰分泌になるので毛穴につなってしまったり
部位によってはテカテカになってしまうなんてこともあります
あなたの肌の状態に合わせた洗顔をおこなっていきましょう
洗顔に関してはこちらの記事を参考にしてください
2、肌を整える(キメを整える)
保湿ケアにおける基礎化粧品は細かく分類すると
導入化粧水というものもあります
肌表面はph(ペーハー)バランスが大切になってくるのですが
肌の phバランスを弱酸性(4.5~6.0)に保つことで健康的な肌が維持できます
健康的な肌を基準として脂質肌ほど酸性(ph4.5)にかたむき
乾燥肌ほどアルカリ性(ph6.0)にかたむきます
肌が弱酸性に保たれていると肌のトラブルが起きにくい状態になります
ブドウ球菌が住みにくくなることから
phバランスを弱酸性(4.5~6.0)に保つことが大切になります
敏感肌の人は特に「phバランス」が乱れると
肌のバリア機能を乱すことにもなるので
意識的にpHバランスのコントロールが必要になります
また乾燥した状態になると
肌のキメは失われていきます
肌のキメとは肌表面の凹凸があったり
過去の肌の炎症によってできてしまった凸凹
過剰な毛穴の開きがあると
肌のキメは整いません
肌表面の凹凸があると
肌内部の水分が抜けやすくなってしまったり
外部の刺激物が引っかかりやすくなるので
健康的な素肌を手に入れるためには
肌のキメを整える必要があります
3、肌を保護する(バリア機能)
肌の潤いを保つためには水分や保湿成分だけではなく
油分も与えてしっとりなめらかな肌へ整えながら
水分蒸発を防止していくことが大切です
そもそも肌の機能の一つにバリア機能があり
正常な状態を保とうとする機能が人の肌には存在しますが
季節などの外部的刺激などによって
正常な状態を保てないことがあります
特に冬の季節は乾燥してしまうので
クリームなどを使って乾燥から肌を守ことが大切です
手でも同じことがいえますが
乾燥してしまった状態ではバリア機能が弱くなっている状態です
また物理的な刺激として顔を触りすぎてしまうと
バリア機能が低下してしまうこともあるので
意識的にできる限り顔は触らない方がいいです
外的な刺激から肌を守ことで
あなたの肌は劇的に変わって
男でもナチュラルでキレイな肌が手に入ります
化粧水と乳液だけで肌がキレイになる方法
さまざまな種類の基礎化粧品はありますが
きちっとした洗顔をおこっている前提にはなりますが
化粧水と乳液だけでも肌はキレイになります
洗浄成分の強い洗顔料で洗顔をおこなっていない前提にはなりますが
効果的な正しいやり方で化粧水と乳液をおこなうだけでも肌がキレイになっていく方法があります
以下の手順が効果的な方法になります
※正しい洗顔後の手順になります
- 洗顔や入浴後すぐに化粧水を全体に馴染ませる
- 30秒〜1分後に同じ化粧水をもう一度全体に馴染ませる
- 手は左右に動かすのではなく前後に動かす
- 乳液を顔全体に馴染ませる
- 最後に手で顔を包み込むように軽く抑える
この手順で化粧水と乳液をおこなうと効果的です
合わせて冬などで乾燥しやすい時期はクリームを使うとより効果的に肌を守って
男でもナチュラルでキレイな肌を手に入れることができます
洗顔や入浴後はできるだけ早く化粧水をつけるようにしましょう
洗顔後の肌は油分も少なく乾燥しやすいです
化粧水を2度つけるのにも意味があります
乾燥しているところ化粧水を塗っても
内部まで化粧水が入り込みません
化粧水が入ってくれる部分には限界がありますが
できるだけ内部に浸透していくことで
肌表面の水分量を保つことができます
肌表面(1層目)だけ潤っても
肌表面の(2層目)が乾燥している状態では
数時間経つとカラカラの乾燥した状態になってしまいます
肌表面の(2層目)を潤すためには
肌表面(1層目)が潤っていない状態では肌表面の(2層目)に化粧水がとどきません
化粧水を2度付けすることで肌表面の(2層目)にも化粧水を浸透させることができます
また優しく丁寧に化粧水をつけていくことも大切です
具体的にいうと手を左右に動かすのではなく
手を前後に動かして肌への摩擦を減らすことが大切です
左右に手を動かしてしまうと摩擦が起きて
肌がダメージを受けてしまうので
優しく丁寧に化粧水、乳液をつけることが大切なことになります
化粧水で肌表面に水分を補充することができたら
乳液で潤いベールを作っていきます
ものによりますが乳液といっても油分が多いわけではありません
ささっと塗るだけではなくて
肌表面にそっと置いておくことが大切です
そして最後に乳液を再び少量とり
手で顔全体を包み込むようにして軽く抑える
何度か手を前後に動かして
しっとり感を感じながら整えていきます
乳液の量が多くて
白くなっている場合はヌメっと感がなくなるまで
顔全体に馴染ませていきましょう
乳液の油分はそこまで多いものではないので
馴染ませていると白くなることはないです
また必要に応じて冬場の乾燥の時期は
クリームなどを使ってケアしていきましょう
また洗顔後の基礎化粧品を使うときの時間ですが
3分ほどがいいのかなと思います
1分30秒ほどかけて化粧水を2度付け
1分30秒ほどかけて乳液を2度付けと全体に馴染ませる
丁寧に時間をかけて手入れをしていく場合には
コットンなどは必要ないです
優しく力を入れすぎずにおこなうことも大切なことになります
今すぐやるべき基礎化粧品を紹介
保湿における基礎化粧品の種類は以下の通りになります
●化粧水
●乳液
●クリーム
●美容液
同じ種類の方が成分の効果が高いとされています
あなたの肌の質感によって
●脂が多い人用
●敏感肌用
●トラブルに合わせて専用のものなど
◆保湿化粧水
肌の角質層に水分や保湿成分を入れてうるおいを保つための化粧水です
肌の乾燥が気になる方や乾燥に夜シワが気になる方
乾燥している冬場などはおすすめです
◆拭き取り化粧水
メイク落としをした後など肌に残った油分や不要な角質を拭き取る目的のための化粧水です
肌のざらつきが気になる方や皮脂が多く角質が溜まりやすい方におすすめです
また肌のph(ペーハー)バタランスを整えるために使用します
◆収れん化粧水
肌を引き締める役割をもつ化粧水です
皮脂が多くてかりやすい方にぴったり
髭剃りをホットタオルなどを使用される方は最後に引き締め作用があると肌のためにはよいです
◆美白化粧水
美白成分を肌に与えて日焼けによるシミ・そばかすを予防する化粧水です
美白と保湿を同時にケアしたい方におすすめです
夏などの時期に使用すると効果的に美肌を作ることができます
◆エイジングケア化粧水
加齢によるシミシワたるみなどのエイジングサインを予防するための化粧水です
肌の針や弾力・肌質が今までと変わってきたと感じた時に使用してください
上記の基礎化粧品よりもピンキリな商品です
あなたの悩みに対して効果的に選ぶ必要があります
化粧水や乳液さまざまな種類や効果がありますが
あなたの肌に合う基礎化粧を使うことが大切なことになります
おすすめの化粧水
なんといっても「無印の化粧水」はコスパも機能の優秀です
長期的に見てもあなたの肌のレジリエンス力も高めてくれます
またpH(ペーハー)コントロール力に優れているのでかなりおすすめです
無印良品 化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプ(大容量) 400ml 76446576
無印良品 化粧水・敏感肌用・しっとりタイプ(大容量) 400ml 76448334
無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ(大容量) 400ml 76448341
「キュレル 化粧水 II (しっとり) 150ml」
セラミド配合のしっとり系で敏感肌用の化粧水になります
おすすめの乳液
乳液に関しても「無印良品」の乳液がコストパフォーマンス的にも優秀です
無印良品 乳液 敏感肌用 さっぱりタイプ 大容量 400mL 44293980 クリーム
無印良品 乳液・敏感肌用・しっとりタイプ(大容量) 400ml 15258543
無印良品 乳液・敏感肌用・高保湿タイプ(大容量) 400ml 15258550
おすすめのクリーム
ここでもやはり「無印良品」がスキンケア初心者には最適です
「無印良品 敏感肌用クリーム 50g 」
なめらかなテクスチャーと高保湿
特に冬場のケアにはたっぷりと潤いを与えることができます
「アロインス オーデクリームS 180g」
こちらもかなりおすすめです
薬用で肌荒れから肌を守ってくれます
つけすぎ注意です
男の基礎化粧品まとめ
基礎化粧品を使うことで最も大切なことして
保湿をすることがあげられます
肌を保湿することによって肌のバリア機能を高めることが大切です
あくまでも基礎化粧品はツールになります
補助機能としての道具になります
そもそも肌に対して「ガリガリ」引っ掻いたり
「ゴシゴシ」洗ってしまったり
丁寧に肌を扱うことをしないのに
化粧品に頼ってばかりだとあなたの素肌はよくなりません
何らかの原因があるから肌のトラブルに繋がっていきます
それは遺伝子に関係性があるのかもしれませんし
手入れの仕方が誤っているのかもしれません
原因を改善していくことで
あなたの肌が改善して良くなっていきます
そして肌がキレイになる、ならないだけの問題ではなく
肌をキレイにすることであなた自身の影響力が変わっていきます
基本的な手入れやあなたの肌に合う方法をおこなうことで
あなたの肌質は改善していきます
改善してくことで肌質が変わり
第一印象が良くなっていくでしょう
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