男の美肌は適切な洗顔をするだけで肌質をもち肌に改善して影響力を上げる方法

あなたは洗顔をするときにどんなものを使っていますか?
男性の場合は洗顔ケアが肌を良くするのか悪くするのかを決めてしまいます

そしてどんな洗顔を使うのかということよりも
どのように洗顔を行なっているのかが最も重要な事です

肌に負担をかけない事こそが
正しい洗顔の方法になります
今回は、お金もかけずに洗顔の正しい方法をお伝えしていきます

sizuku

現役美容師のsizukuです
女性男性関係なく、美肌は人間の魅力を高めるために必要なものです
中身を知ってもらうためには見た目も大切です
美容の専門家の私が洗顔スキルで肌をキレイにする方法をお伝えします

目次

男の肌の特徴

男性の肌質と女性の肌質は遺伝子やホルモンの関係によって大きく変わります

⚫︎皮脂が多い

男性と女性の肌を比べたときでは皮脂量が2〜3倍
男性の皮脂の方が多いといわれています
男性は皮脂が多いので皮脂の酸化により肌がダメージしやすい傾向があります

皮脂の酸化は肌の潤い機能を低下させ潤いベールがなくなります
「過酸化皮質」と呼ばれるものがメラニンの代謝を低下させます
バリア機能が皮脂により低下し肌荒れ、ニキビ、しわ、しみ、たるみの原因になります

⚫︎経表皮水分蒸散が高い

肌のバリア機能(経表皮水分蒸散量)TEWLと呼ばれているもので皮膚の乾燥状態を
調べるために測定されている一つです
汗ではなく角質を通って蒸散する水分量の事です
この数値が低いほど角質のバリア機能が高くなります

10代20代は皮脂が多くニキビによる悩みが多くあり
30代以降はひげそりなどによる口元の乾燥の悩みが多くなる傾向があります

⚫︎皮膚が厚くキメが荒くて毛穴が目立ちやすい

男性の肌は女性と比べると約0.5mm厚いと言われています
もちろん遺伝子的やホルモンが関係していますが
先天的な要因(生まれ持ったもの)もあれば
後天的な要因(生まれた後の手入れや食生活など)もあります

皮膚が厚いとダメージを受けにくくなりますが
キメが荒く毛穴が目立ちます
肌触りもザラザラしがちといった特性があります

男の肌のトラブルの原因

肌のトラブルの種類は様々なものがありますが
基本的に全てのトラブルが肌の老化を促進していきます

肌荒れで考えられる原因は主に7つあります

  1. 乾燥
  2. ホルモンバランスの変化
  3. マスク
  4. カミソリかぶれ
  5. 不規則な生活習慣
  6. ストレス
  7. 不衛生な寝具・タオルなど

原因1 「乾燥」
性別や年齢を問わず、乾燥は肌の大敵です
肌から潤いが失われると肌のバリアが低下してしまいます
バリア機能が低下してしまうと肌の水分が蒸発してしまいます

乾燥してしまった肌は
紫外線うあ摩擦なと外部刺激を受けやすくなります
また皮膚表面が荒れていると
カサカサになってしまい痒みが生じたりしてしまいます

基礎化粧品がしみてしまったり
皮膚がフケのようにむけるといったことも
肌が極度に乾燥しているサインです

肌が乾燥してしまうということは
肌にとって一番良くない状態です
皮脂も水分もない肌の状態は老化やダメージの進行をにつながります

原因2 「ホルモンバランスの変化」
男性ホルモンの分泌量が増加してしまう10代は
皮脂の働きが活発になり皮脂の分泌量も増加します

過度な皮脂はバリア機能の維持に役立ちます
でも増えすぎると毛穴に余分な皮脂が溜まってしまって
ニキビの原因となるアクネ菌が増えてしまう原因にもつながります

過剰な皮脂によってできるニキビは思春期ニキビと呼ばれます
皮脂が出やすくなってしまうTゾーン
頬や唇の周りにニキビは多くなってしまいます

また30代になると髭が濃くなってしまったりしてしまいます
髭が濃くなってしまうと
きちんとシェービングを行わないと
乾燥や荒れの原因にもつながっていきます
ホルモンの分泌に関してはコントロールが難しいので
きちっとした対策を取ることが大切になります

原因3 「マスク」
コロナ感染予防としてマスクの義務化というようなこともあります
長時間にわたり肌を覆ってしまうマスクは肌荒れを引き起こす原因の一つです

温度や湿度が高くなってしまうマスクの内側は
雑菌が繁殖しやすくなってしまいます

マスクをしない状態よりも
汗や皮脂の量が増えてしまうのでニキビや吹き出物が出やすくなってしまいます

またマスクと肌との間で起こってしまう摩擦によって
赤みや痒みが出てきたりもします
長引くマスク生活で肌のトラブルが増えたという方は非常に多いです

原因4 「カミソリかぶれ」
男性が特に悩まれている肌荒れの原因がカミソリかぶれです
30代になると髭が急に濃くなったと感じる方も多いのではないでしょうか

毎朝の身だしなみに欠かせない髭剃りですが
そのやり方が正しくできていないと
肌に大きな負担をかけてしまいます

深剃りすればするほど必要な角質まで
剃り落とすことになってしまうので
肌のバリア機能を失ってしまいます
結果的に肌の乾燥を引き起こしてしまうということになります

原因5 「不規則な生活習慣」
男性の肌荒れは日々の睡眠不足や食事の偏りストレスなどにも影響を受けやすいです
忙しい毎日を過ごしていると食事の栄養バランスを考えることが後回しになってしまったりします

基本的なことになりますが
タンパク質やビタミン、ミネラルなど
肌の健康に関わる栄養が不足してしまうと
肌トラブルの原因になってしまうことがあります

また栄養のバランスに加え睡眠のしるも肌荒れをしてしまう原因になります
睡眠中は肌細胞の修復や代謝を促す成長ホルモンが多く分泌されます
入眠後2〜3時間が最も成長ホルモンが多く分泌されます
その後数時間をかけて全身に行き渡ります

睡眠不足は肌の生まれ変わりに必要な成長ホルモンの分泌を妨げる行動です
どんなにリカバリーしようと質の良い基礎化粧品や医療に頼っても
表面上は改善されたように感じますが
根本的に質の良いナチュラルなキレイな肌を作ることは難しいです

十分な睡眠時間が確保されていなければ
肌荒れや肌の質が悪くなってしまって当然です

原因6 「ストレス」
ストレスも肌荒れに大きく影響している要因の一つです
自律神経の乱れにより交感神経が優位になるためです

自律神経は呼吸や血圧、消化器、脳などの体の機能を
コントロールするための神経です

活動的な日中に働く交感神経と
リラックスモードの時に優位になる副交感神経によって成り立っています

ストレスが肌に悪いと言われる理由は
交感神経の働きで血液の流れが悪くなってしまい血流が滞ってしまうためです

肌の成長に必要な栄養は血液によって運ばれていきますが
地の巡りが悪くなると皮膚に十分な栄養を届けられません
栄養が不足してしまうと肌はターンオーバーが乱れ
排出しきれない古い角質がどんどん溜まっていきます

またストレスを感じてしまうと活性酸素が増えます
活性酸素は本来、免疫機能の保持や感染防止といった重要な役割があります
でも、ストレスなどの影響で活性酸素が増えすぎてしまうと

肌の免疫力を低下させてしまったり
必要な良い細胞などを攻撃してしまい
肌のトラブルにつながっていきます

結果ニキビや吹き出物や
肌のダメージに繋がってしまいます

活性酸素が増加する要因には
ストレスや紫外線や喫煙
過度な運動や大気汚染物質などがあります

原因7 「不衛生な寝具・タオル」
肌に触れてしまうシーツやタオル類はいつもキレイにしておくことが大切です
睡眠中にかく汗の量はコップ1〜2杯ほどで
暑く湿気の高い季節には寝具が雑菌でいっぱいになってしまいます

長い間洗濯をしなかったり、太陽光線に当たらなかったりしてしまうと
雑菌が増えてしまいます
一説によるとトイレの便座よりも雑菌が多いと言われています

またスマートフォンなどもキレイにしていないと
トイレの便座と同じぐらい雑菌が付着していることもあるので
スマホで通話する左側の頬だけニキビや肌トラブルが多いのであれば
原因は外部から付着している雑菌なのかもしれません

バスタオルなどは人によって交換する周期などが異なるとは思いますが
基本的には毎日取り替えることがベストです

正しい洗顔のやり方大切なポイントは3つ

男の肌の特徴やトラブルの要因や原因に関して知ったら
次に正しいケアの仕方を知ることが大切になります

そしてこの洗顔こそが肌を自然にキレイに保つためには
かなり重要なポイントになります
洗顔なしでは男の美肌は語れません

もちろん肌の質が根本的に良い方も稀にいます
何をやっても負担にならなかったり
なんのケアもしたことがありません
といった方は本当に稀にいます
ただそういった方は本当に稀で多くの方は該当しません

なのでもし、あなたが普通だなとか一般的かなと感じるのであれば
必ず洗顔ケアは必要になります
必須だと思ってください

そして洗顔料の質だけではなく
洗顔のやり方、プロセスが実は重要です
顔面だけの話ではありませんが
基本的にキレイな肌を保つためには大切な視点として
摩擦を与えないケアのやり方が大切になります

摩擦という視点が抜けていると
どんなに肌に良い洗顔料を使用しても
どんなに高額な洗顔料を使用していても
ガシガシと摩擦が起きている状態が5分10分と続いてしまうと
肌が摩擦を感じてしまい、摩擦から肌を守ろうとします

結果、摩擦に強い肌を作れという指令を脳内に出すことによって
摩擦には強い肌ができていくわけなんですが
摩擦に強くなってしまった結果
肌質が硬くなってしまったり
毛穴が開きすぎたまま固まってしまって
汚れが溜まってしまったり
毛包と言われる毛穴を塞いでしまったりしてしまいます

摩擦はそれほどナチュラルで自然な肌には天敵です
なので女性の肌のケアでも言われていることではありますが
基本的には摩擦を与えない丁寧な肌への取り扱いが必要になっています

洗顔で重要な3つのポイント

  1. 摩擦ゼロで負担ゼロ
  2. 重力に負けない細やかな泡
  3. 洗い上がりも摩擦ゼロ ティッシュを使って水分拭き取り

①摩擦ゼロで負担ゼロ

洗顔を行う時には泡で洗顔をされることが多いと思います
泡以外のバームなどで洗顔するときも同じですが
摩擦を与えると肌が硬くなってしまいます

一番理想の洗顔方法としては
泡が顔を覆う形が一番いいです
要するに洗顔をする際は手が顔に触れてはいけないということです

洗顔料にもよりますが基本的に
洗顔料はアルカリの成分が入っています
アルカリの成分で肌表面の汚れを落としていく使用なんですが
アルカリの成分で汚れ自体は落ちるので
手でゴシゴシする必要はないです

手でゴシゴシしてしまうと
肌表面に必要なまだ残しておいた方がいい角質を
削ぎ落としてしまうことがあります

摩擦を起こさずにどのようにして洗うのってことですが
顔全体に泡をつけて
手にも泡を全体につけて
その後、顔を手で覆うような形で手を添えて
手を前後に動かして泡で洗うようにします

特に小鼻の毛穴の黒ずみを落としたいからといって
ゴシゴシ圧力を加えてしまったり
爪で引っ掻くような洗顔をしてしまうと
それだけで肌がダメージしてしまいます

洗い上がりがつっぱっている方がいいというようなイメージはありますが
つっぱっている肌は必要な皮脂がなくなっている状態になります

そもそもにはなりますが基本的に洗顔を行う時には
手が顔に触れないようにして
洗顔をすることが摩擦を減らして洗うということです

摩擦を減らしたケアということで考えてみても
洗顔だけではなく、他のスキンケアやお化粧などに関しても
摩擦があると肌に対して負担が出てきてしまうので
摩擦が起きないケアが大切になります

どんな場面であろうが基本的には
摩擦をなくしたケアが肌をキレイにするためには必要になります

②重力に負けない細やかな泡

摩擦を減らしたケアで大切になってくるのが
泡の質になります

洗顔料の質は大切にはなりますが
もっと大切なのがこの泡の密度になります

水を混ぜすぎてしまえばシャバシャバになります
逆に水が少なくなるとうまく泡立ちません
洗顔料の質によって水分の量を変えていく必要があります

そして手だけで泡立てるのは限界があります
どんなに頑張っても限界があるし
密度のある泡は手だけでは作ることが難しいです

道具に頼ってください
泡立てネットや泡立て器、または電動の器具を使うと
短時間で効率よく泡を立てることができます

目安としては手のひらに泡を乗せて
落ちない程度に泡を立てていきましょう
理想は手を上下に動かしても落ちない程度がいいです

③洗い上がりも摩擦ゼロ ティッシュを使って水分拭き取り

水分を含んでしまっている皮膚は柔らかくなっている状態になります
柔らかくなっている顔の皮膚に対して
ゴシゴシタオルなどで拭いてしまうと
必要な皮膚ごと拭い去ってしまいます

最後の水分の拭き取りに関しても
丁寧に気を使って肌に傷がつかないようにしましょう

タオルはダメではないですが
質の良いタオルや雑菌の面なども考えると
私の経験からすると一番ティッシュが効率がよく
傷をつけることがなくダメージが少ないです

ティッシュ3枚程度手に取り広げて重ねます
ここでも摩擦をできるだけ起こさないようにしたいので
左右に拭き取るのではなく
ティッシュを前後に動かすようにして
上からそっと置くようなイメージです

そうすると水分がティッシュに吸われます
細かい小鼻やもみあげの部分に関しては
同じティッシュでさささっと
圧力がかからない程度に拭き取ります

大人の男に必要な洗顔料と便利な道具

おすすめの洗顔料

泡立てるときの泡立てネット、泡立て器

●泡立てネット
定番の洗顔ケアには必須アイテムになります
泡立てた泡が手から床にこぼれ落ちてしまうことがあるので
濃密な泡を作るのが得意な方は向いています
丁寧に作るのが苦手な方は他の泡立てツールをオススメします
ただ、スペースや重さなど外出先にも持っていくことができるので
一つは持っておくといいです
また意外と泡立てネットの質によっては良質な泡が作れるものと
かなり頑張らないと作れないものがあるのでできれば
良質な泡立てネットをオススメします

kesunke
美容ライター
美容ライターのkesunkeです。
美容師をずっとしていて美容のマーケティングであったり、ブログ運営だったりとかさせていただいております。
今でも美容師をフリーランスでやっていてヘアメイクの現場でもちょいちょい活動中。美容について専門的な知識と経験を持っています。
=記事全体のプロデュースをしています=
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